Home > セミナー > 宣伝会議セミナー 東京ディズニーリゾートのコミュニケーション戦略

宣伝会議セミナー 東京ディズニーリゾートのコミュニケーション戦略

2009.7.15「東京ディズニーリゾートのコミュニケーション戦略」セミナーに行ってきました。

あの完璧な世界観を作り出す東京ディズニーリゾートの、
コミュニケーション戦略のノウハウを期待していたのですが、その内容ではありませんでした。

まず、ざっとオリエンタルランド・東京ディズニーリゾートの概要説明。
ここでひとつビックリしたことが。
なんと、会社設立が1960年。
「東京ディズニーランド」オープンが1983年。
この間23年。
「東京ディズニーランド」は、計画開始からオープンまで約20年もかかっているんですね。
(その間は、あの広大な敷地の埋め立てなどをされていたそうです。)


その後、中長期の経営計画の説明から、
まずは、実際に行った「おとなの水曜日」の
広告展開の事例を含めて紹介されていました。(2007年〜2009年)
子ども中心の生活からひと段落し、子育ても落ち着き、やっと自分の時間が持てる様になった世代「45歳〜54歳」
(これを「ニューエイジング」と呼んでいました)をコアターゲットにした広告展開です。
(末子が中学生以上になると、来園が減少するそうです。)
------------------
ちなみに、
集客は『女性70% 男性30%』
客単価(入場料含む)『¥10,000弱で、30%商品 20%飲食』だそうです。
先日、行ってきたばかりですので、この情報は結構気になっていました。
------------------
通常は、広告にタレントは使わないそうですが(←イメージをつけないために)、
この展開では「黒木瞳」をイメージキャラクターに、ターゲットをはっきりさせたそうです。
1回目『¥1,000の飲食チケット付き』
 2007年 @ディズニーシー 黒木瞳1人
2回目『入園料¥4,500/人(45歳以上の3人入園の場合)』
 2008年 @ディズニーシー 黒木瞳+友達2人(計3人)ここでキャラクター登場
3回目『入園料¥5,100/人(1人でもOK)水曜日』
 2009年 @ディズニーランド 黒木瞳+友達(ミニーのカチューシャではしゃぐ)
これらを、実際の広告、CMなどを交えて紹介。

正直、黒木瞳がミニーのカチューシャをつけてはしゃぐ姿は「おっおっおっどしたっ」
ぼくには、まったく響きませんでした。
が、ターゲットではないため、さほど問題なし!



変遷の理由には試行錯誤があり、当たり前ですがやっぱりちゃんと考えられていました。


次に、マインドシェアの向上として、
『Where Dreams Come True(夢が叶う場所)』
新しいキャッチフレーズ(世界的な)を紹介されていました。
これは、アメリカ、イギリス、フランス、香港でリサーチし選ばれたコピーだそうです。
これにともなった、新CMを紹介されて、セミナー終了。
新CMは全ての年代をターゲットにされていて、
『リゾートを体験した方の表情・気持ちの部分を重視』したものです。
埋め込み禁止のため、こちらで

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://myblo.oops.jp/mt/mt-tb.cgi/8
Listed below are links to weblogs that reference
宣伝会議セミナー 東京ディズニーリゾートのコミュニケーション戦略 from MYBLO

Home > セミナー > 宣伝会議セミナー 東京ディズニーリゾートのコミュニケーション戦略

Return to page top