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セミナー Archive

CSS Nite @ GINZA vol.58

『業種別/目指したい雰囲気別のデザイントレンド考察』

2011年8月18日(木) 18:30〜20:00@Apple Store Ginza
CSS Nite@Ginza Vol.58について

最近よく見られるトレンドのデザイン。
グロナビの下に大きくメインビジュアがあって、
その下にピックアップバナーが3、4個配置されている。
Apple
Flymo

1.情報並列掲載サイト
→多段グリッドのサイトなど(よく見かけます)
D&DEPARTMENT
charary(→すべて同じ形ではなく、少しリズムがつけてある)
MESSAGES FOR JAPAN【Google(→マルのなかにメッセージ表示)

2.アプリっぽい
tiny fluid grid
おはし吉膳
【左ナビ→ページ遷移しても表示続ける様に見えるデザイン】
level0
A4折形
【iPhone/iPodっぽいUI】
AppArt(→コンテンツ全体が左右にスクロール。背景色変更)

3.素材感(細かい部分も)
つくるひと
私の森
Discover Shiretoko

4.機能的
東日製作所(→徹底したユーザ目線のサイト)
明治地所株式会社
貝塚市(→イラストとピクトの使い分けなど)
Mr.MAX(→白文字や強弱の使い方)

5.ガーリー/女の子
大阪薫英女子短期大学(→ピンク ステレオタイプ)
プーペガール
【109的/小悪魔ageha的】
小悪魔ageha
Beauty Beauty

6.キッズテイスト(→サイト利用者のターゲットに合わせて)全体的に黄色が目立つ
ライオンキッズ(→子供)
オトナコドモラボ(→大人)
こどもコラボプロジェクト(→大人)
トイザらス(→大人)(→囲みケイが斜めや台形)

7.文字主体
voice of awareness #kizuku
三菱UFJ不動産販売リクールーティングサイト

8.ラテン的な
Paula Lima
CELIA CRUZ official site

CSS Nite @ GINZA vol.55

・Shift 4」
12月16日(木) 18:30〜20:00@Apple Store Ginza
CSS Nite@Ginza Vol.55について

毎年恒例の今年のレビュー&2011年の展望を少し。
セッションは、以下の6つ
1. 多次元化するWebと今後のWebデザイン/長谷川恭久
2. ツールの進化とこれからの制作環境2010/鷹野雅弘
3. HTML5とCSS3、便利サービス総まくり/益子貴寛
4. アクセシビリティといえば、JIS改正だけ?/植木真
5. 従来型RIAの崩壊/新谷剛史
6. 2010年、デザイントレンドゆく年来る年/原一浩

2.から参加。
以下、メモ程度に。
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2.
In Designとの電子書籍の親和性について
「epub」書き出しで、HTML5とCSS3が生成される。
→コードはめちゃくちゃ。

3.
【学習サイト】
・html5gallery(http://html5gallery.com/)
 →その名の通りギャラリー
・HTML5.jp(http://www.html5.jp/)
 →blogなど、最新情報が掲載
・HTML5Demo(http://html5demos.com/)
 →blogなど、最新情報が掲載
・FlashとHTML5と(http://www.tatsuaki.net/flashhtml5/)
 →Flashで出来ること、HTML5で出来ることをムービーで
など、まだまだたくさんあるので、スライド共有時にフォロー。

4.
2010年8月20日
ようやくJIS X 8341-3:2010が公示。
→WCAG2.0に準拠

2010年は、この対応が、更に重要視される年になるでしょう。
(大手企業から、その動きは活発化)

WAIC(ウェブアクセシビリティ基盤委員会)が立ち上がり、
Webサイト作成における評価や基準のガイドライン作成を目指す。

NVDA 2010 2j
 →無料のスクリーンリーダー USBメモリに入れられる。

5.
・windows Phone 7:metro
 →開発チームが日本滞在中に東京メトロでインスパイアされて開発

・IE6からIE9への移行
 IE9は、現状6〜7割りがコンシューマ使用
 IE6は、現状6〜7割りが企業使用
 →この4年以内に(平均2〜3年)で企業PCがリプレイスされる(リース切れ)
  そのタイミングで、徐々に遷移?

6.
・いつもの「Vaqum」
 →2010年のデザイントレンド
 中部電力→空の背景
 FELISSIMO→見立て

 ATLANTIS→2010年のトレンド盛り込みサイト
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総括
・HTML5はある程度、身につけといた方がいいな。

CSS Nite @ GINZA vol.48

「レベニューシェア」
 増永 玲
6月17日(木)19:00〜20:00@Apple Store Ginza
CSS Nite@ Ginza Vol.48について

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●Revenue
 製品やサービスを売って得たお金
●Share
 山分けすること
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WEBで売れる為の3つの要素
○システム
○コンテンツ
○チャンネル


1.ニシナ屋珈琲(EC)
 ・売上の○%
 ・システム提供
---------
 ・ネットで商品を売る仕組みを提供
 ・「商品を扱う側」は通常商品の延長


2.社労道(e-ラーニング)
 ・有料会員料金の○%
 ・共同プロジェクト
---------
 ・全くの新規事業として、ウェブサービス自体を立ち上げ
 ・参加メンバーが各自の役割をはたす


3.「社会保険・年金のキモが2時間でわかる本」オフィシャルBLOG(BLOG)
 ・印税の○%
 ・販売支援
---------
 ・商品販売を、ネットを使って支援
 ・すでに流通している商品を扱うため、追加業務なし



■こんな点が魅力(→あくまでも共同事業)
 ○商品、サービス提供側にとって
  ・初期費用がかからない。(または少額の負担)
  ・継続的にサイトが改善される。(改善の為の追加コストなし!)
  ・相談しながら、サイト運用。

 ○WEB担当側にとって
  ・継続的に利益を得る事が出来る。
  ・パートナーとして提案がしやすい。
  ・最初から完成図を提案しなくて良い。(運用で随時改善)

 利益を生み出せるサービス=『ユーザにとって良いサービス』←ここの追求」!


■こんな点に気をつけてたい
 ○商品、サービス提供側にとって
  ・そもそものイメージがわかない。
  ・どの程度のことをやってくれるのか分からないのに、売上を持って行かれる。
  ・将来にわたって、利益を分配しなければならない。

 ○WEB担当側にとって
  ・制作コストが無駄になる可能性がある。
  ・継続的な改善のための作業が必要
  ・売上が落ちたら、継続的な赤字を生む可能性がある。


結局は・・・『信頼関係』←最終的には「契約書」?

『一緒にサービスを作り上げて行く』意識
   ↓
利益を生みだす仕組み
   ↓
  価値

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粗利の低い商品の扱いについて
・手間がかからないことが大事

UX London 2010参加報告セミナー@ミツエーリンクス

UX London 2010の報告会。
6月11日(金)13:30〜
UX London 2010ホームページへ

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UX London 2010は今年で2回目のカンファレンス
今回の参加人数は250名

●Jesse James Garrett
 有名な以下の図の紹介。
 100614_01.jpg
 
engagement of touch/the body/the heart
 自分たちの作ろうとしているものは、どの種類の「engagement」を引き起こそうとしているのか?

●Design with Intent
 →Design with Intent Toolkit 1.0 ダウンロード

●The Art & Science of Seductive Interactions
 →Seduction・・・誘惑、魅惑
 
 ・Fun can obviously changes behavior for the better.
 ・Why did it work?
   Social proof.(みんながやっている)
   Sensory integration
 ・Achievement(成果)をつけると、ユーザーはうごく。

●クリエイティビティの創出方法
 ・PIXERの例
  「Making movie is hard fun.」
  ---------------------------
  早期に間違える
  段階的に作り込む
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  1.映画企画を元に「絵コンテ」を作成
  2.関係者へのプレゼン
  3.「絵コンテ」に「声」をつける
  4.「音楽」と「声」のついた「動画」を作成

●Adaptive Path (※クライアントと一緒になって作業)
 ・Clients want great experiences, and they want them faster.
 ・Wireframes don't work for this.
  →書くのに時間がかかる。
   一度作ったものを変更するのに障害がある。
  1.Sketch and explere idea.
  2.Bring lots of ideas together.c
  3.Share and interate with the team.
  1.スケッチの方がアイデアの探索に向いている。
  2.アイデア(スケッチ)を共有&醸成するための場所。
   発想を促すものはなんでも(壁に)貼る。(スケッチ、ペルソナ、仕様書などなんでも)
  3.スケッチボードはアイデアの共有&議論に最適
    
●・・・・・・・(クリエイティブワークショップの例)
  1.作り込まずに、バリエーションを出す。
  2.その後、1つのスケッチを精緻化。

●GAMESTORMING Dave Gray
  →GAMESTORMING Dave Gray本の紹介
  デザインの世界で生き延びる為の必需品

  1.Opening & Closing
   リズムを持って行う:開始、探索、終了
   ・開始:ブレスト(アイデア出し)、批判はNG、アイデアがアイデアを生む。
   ・探索:良いアイデアを検証、組み合わせ
   ・終了:選択

  2.Fire-Starting
   ・クリエイティブには気持ちの高ぶりが必要
   ・良い質問を投げかけよう
   ・段階に応じた質問をする

  3.Artifacts(人工物)
   ・物に意味を与え、情報を手で扱えるように
   ・情報を可視化することで、思考をしやすくなる
   ・物の意味を定めること(全員が同じ意味を想起できるように)

  4.Node generation
   ・アイデアは可能な限り(ノードに)書き出そう
   ・ノード(ポストイットなど)

  5.Meaningful Space(意味のある空間)
   ・ArtifulやNodeの「入れ物」
   ・「オフィスの壁」を使う(大きさが大事)
   ・軸や円やグリッドを活用

  6.Sketching and models
   ・必ずやること!ー誰だってかける。
   ・アイデアを可視化して共有

  7.Randomness(偶然性)
   ・偶然を見方にしよう
   ・ごちゃ混ぜにして、色々組合わせてみよう

  8.Improvisation(即興、アドリブ)
   ・アイデアを体験してみよう
   ・プロトタイプを作り、演じてみよう
    →演じることで、新たな発想が生まれる(iphoneアプリの例)
   ・そこから、新たなアイデアを得られる

  9.Selection
   ・慎重に選ぼうー以下にアイデアを殺すか(iphoneの例→ボタンをなくす)
   ・気に入ったアイデアに投票してみよう

  10.Try something New
   ・いつも同じことをしていると飽きる
   ・とにかく何かやってみよう
   ・きっと何か見つかるー何もしなければ、何も見つからない。間違っても全然OK!

CSS Nite LP9.2 reprise@ ベルサール九段

HTML5やCSS3フォーカスしたセミナー。
CSS Nite LP9.2 reprise
6月6日(土)12:30〜18:30@ベルサール九段

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全7セッションでHTML5とCSS3、JQueryについての内容でした。
テクニカルな部分はさらに勉強を進めた上で、理解して行こうと思います。


ずっと思っている事ですが、もっとコードを理解しないといけないな。
この先、絶対に行き詰まるなと思います。
そう思ったからには、これを機会にやりましょう。



●デザインをしながらコードを書く
●コードの内容を熟知していないと今後は成り立たない。

デザイナー、コーダー、両方がどっちも分かっていないとだめ!

特にCSS3という新しい技術があるのに、その恩恵を享受できない。
→まさにその通り。
 デザインだけしか出来ない、やろうとしないwebデザイナーって、
 印刷物を真剣にプロとしてやっているデザイナーには、そのままでは絶対に勝てない。
 (実体験をもとにそう思います。)
 もっと、webの技術を理解すべき。

ベースメントファクトリープロダクションの仕事術

『現場のプロから学ぶ Web制作ワークフロー
ベースメントファクトリープロダクションの仕事術』
~クライアントの心をつかむクリエイティブコミュニケーション~
ベースメントファクトリープロダクション代表取締役 北村健さん @デジハリ渋谷校
5月27日(木)19:30〜21:30

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あっという間の2時間。
予想としては、制作にあたってのワークフローの紹介や、
テクニカルな話など、実務に関しての話が中心なのだろうと思っていましたが、
期待を裏切る内容でした。
個人的には、すごく心に残る内容でした。

話の中心は、仕事に向かう姿勢など、気持ちや心構えの話がほとんどでした。
Webに限らず、プロフェッショナルな仕事を意識している人になら、
当たり前の心構えの話。どんな職種にでも共通する内容です。


特に心に残内容をまとめておきます。
忘れてしまいそうなので、本を買って、もう一度復習します。
↓この本です。
『現場のプロから学ぶWeb制作ワークフロー~ベースメントファクトリープロダクションの仕事術~』


●クライアントには直接会ってコミュニケーション。
 →当たり前の事ですが、webの業界独特の慣習でしょうか。
  メールですませる事が多いです。
  自分自身も、webの業界に足を踏み入れた時、
  すごく気持ち悪い思いをした覚えが有ります。
  でも今は、当たり前の様に習ってしまっていますね。

●クライアントの真のメリットを考えて!
 →web単独に偏るのではなく、関わる媒体すべてを考えて(知りつくして)行動。
  そしてその先の、クライアント担当者の成功だけを考えて。
  クライアントのゴールを真剣に見て行動する。

●クリエイティブは「おもてなしの心」から
 →人は0.○秒で見たものを判断出来る
  以下の時間、役割を意識して。
  ・3秒:まずアクセスした瞬間
  ・30秒:ちょっと触ってみて...
  ・3分:重要な項目は3つぐらいにまとめて。3分で読める様にする。

●オリエンの際の臨み方(ベースメントの場合)
 →消費者に一番近い立場で話が聞ける様に、下調べをしない。
  ↓
  ・クライアントからの説明で分かりにくいところは、つまり一般にも分かりにくい所。
  ・一般の人に近い目線で(意外な盲点を発見)
   ホスピタリティの低い部分を見つける。

●webの技術を理解する(→当たり前)
 →あたり前だけど、もっと努力が必要。説明できないものもある!

●買わない理由をなくして、買う理由だけにすること


などなど、メモにはまだまだ有りますが、もう一度上の本を読んで、復習。

CSS Nite @ GINZA vol.47

クリエイティブコモンズ
@ロフトワークの林 千晶さん@chiakiと岩瀬吉和さん@Yoshi_Iwase
creative commons japan」のサイト

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クリエイティブ・コモンズとは、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。CCライセンスはインターネット時代のための新しい著作権ルールの普及を目指し、様々な作品の作者が自ら「この条件を守れば私の作品を自由に使って良いですよ」という意思表示をするためのツールです。CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。
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●著作権の成り立ち
フランス革命時
「出版社の権利を守るもの」として制定
 ↓
「制作者の権利を守るもの」として変化

■著作権保存機関
 日本:生存中+死後50年
 アメリカ:生存中+70年
 (補足)
 日本には、敗戦国ならではのペナルティーがあり、上記の通りだけではない。
 また、今後更に期間は長く守られる傾向がある。

●インターネット時代の著作権問題
 2010年1月1日までは日本では
 YouTube、Google はNGだった。
  ↓ 
 プロフェッショナルの問題から、国民全員の問題に。

 『クリエイティブコモンズ』Creative 
 デフォルトを「禁止」ではなく「自由」にすること。
 100521.gif
 ●コモンズ証(アイコンクリックで見られる)
  自分で作成する際に参考に→他言語対応(参加国の言語)
 ●ライセンス条項
 ●メタデータ

 例:「アルジャジーラ(衛生局)」
   Al Jazeera Creative Commons Responsibility
   最も先進的にCCの例として紹介されていました。


 また、技術的に著作権を監視する例として
  イスラエルの企業「PicScout」を紹介。
  ベジェ曲線の様に写真内に点を打ち、写真の特異性を記憶できる技術。

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●サイト作成時にフッタに表示させるコピーライト表示
 頭に年を付けるのは、昔の名残。なくてもOK!

●NHKのクリエイティブライブラリ→CCを認めていません。
 理由:自分たちの望まない使われ方をされた時、それをSTOPさせるため。だそうです。

●絵画
 著作権の切れた作品
 自分で原作を撮影し、使用する:OK
  Webなどで、撮影された素材を探して使うのは:NG
 撮影者に、著作権がある。
  ↓ 
 仕事で必要な際は、提供側に責任がいくように、一筆入れてもらう方がBetter.

 ●美術品については、立体物の撮影は特徴がでやすいが、平面はでにくい。とのこと。

月刊インタラ塾 第17回「福田敏也プレゼンツ 出張!777塾」

福田敏也サンによる、月刊インタラ塾@銀座Apple Storeに行ってきました。
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ボクにとっては濃い内容でした。
脳に記憶が定着するには、感情と結びついた時程、良く定着するそうなのですが、
まさに、感情を揺さぶる内容でした。

良いなと思う企画を見るたびに、スゴく単純でシンプルなのに
なぜ気が付かなかったんやろ、って思いますが
それこそ本質を抑えた企画!
商品やブランドのコアな価値をしっかりとおさえているからこそ、
違和感なく心に届くのでしょう。

自分の備忘録の為、以下印象に残ったところ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

・商品やブランドのコアな価値から逃げないこと。
・ドセンターをしっかりと見つめる。

・広告は2つの「?」
 『何をいうの(伝えるの)?』と『どういうの(伝えるの)?』
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■SONY BRAVIA
 何を?:Color is Magic.
 どう?:銀座ソニービルの照明を、Webで自由にかえられる。

■日清カップヌードル(HUNGRY!)
 何を?:お腹がすいたらカップヌードル!
 どう?:原始人の腹ぺこ生活。

■サッポロビール(LOVE BEER
 何を?:風呂上がりには、サッポロビール!
 どう?:スーパーハイスピード卓球。
(汗のとびやしずくをハイスピードで見せることで、「渇き」を増幅して伝える。)

■adidas(広告CP)
 何を?:adidasは全てのスポーツ選手を応援しています。
 どう?:夢の視覚化
(オリンピックの風景を日常の練習風景にレイヤーで重ねる)

■国境のない医師団(広告)
 何を?:国境のない医師団は、国境を越えて活動している。
 どう?:傷ついた肉体(皮膚を縫っている箇所)を使って、国境を表現。
(オリンピックの風景を日常の練習風景にレイヤーで重ねる)

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・「何をいうのか」が太ければ企画は太くなる
・「何をいうのか」が太ければ、「どういうのか」は思いきりのいいジャンプが出来る。

ジャンプのコツは、人間の驚きやワクワクに素直に向き合うこと。
(ドラえもん→人間の欲望のアーカイブ)

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・ここで、ルパン スティール ジャパン の話
 目的:ルパンキャラクターGOODSの売上UP!

ここでは
 何を?:盗みは最高のエンターテインメント!
 どう?:町中のシンボルを盗む。
で表現。

・各ソーシャルメディアを有効に活用。(足あとを残す為に)
 mixi:ルパンアカウント取得
 twitter:テキストで
 You Tube:ムービーで
 Flicker:静止画で
 オフィシャルサイトには、全てをアーカイブとして保存。

-----------------

・何を伝えるのかをシンプルにつきつめる。
・商品のコアなバリューななにかを見極める。
・ドセンターのコアなバリューに全てがヒモづくと、ぶっとい企画になる。


最後に質疑応答

まさに同感でしたが、
特にWebの企画は、方法の話に終始しがち。
もちろん方法も大切だけど、
シンプルに、まずは土台の部分が一番大事。
(根っこの部分の周りの部分)

過去の広告コピーを読む。
(過去の知恵のアーカイブ)



もっとシンプルに、何を伝えたいのかをよ〜く考えることが大切です。
そこをしっかりとさせた上でどう伝えるかを考えることで
より、インパクトのあるものに成長する。
(すべてのがしっかりとヒモ付けされる。)

CSS Nite @ GINZA vol.44

最近、セミナーの話題が抜けてました。

CSS Nite @ GINZA Vol.44に行ってきました。このところ、CSS Niteは皆勤です。
植木真さん@株式会社インフォアクシアによるアクセシビリティについての話。


JIS X 8341-3 まだ読んでなかったんで、しっかり読んどかないと。
世界標準のWCAG2.0(ウィーケェグ ツーポイントオー)に足並みを揃えた、
日本語訳とでも言えるべき存在になるとのこと。

背景色とテキスト色のコントラスト比『4.5:1』
カラー・コントラスト・アナライザー
ここで調査出来るんだけど、なんとWin対応。
うわっ!

北川一成デザイン専門クラス プレセミナー

200983日(月)@宣伝会議

「北川一成デザイン専門クラス プレセミナー」に行ってきました。


GRAPHの印刷所の話や今までの仕事の話やなど

写真とともにいろいろと紹介されていました。

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090803_03.png

ちなみに、この「GRAPH」のロゴ、北川さんがいやいや家業の「北川印刷所?」に入られた際、

提案して作られたロゴだそうです。当時21歳。

ロゴが育って行った印象を受けました。

また、余談ですが、GRAPHでは現在も、営業から、デザイン→製版→納品→集金まで、

一人が案件の最初から最後までを担当されるそうです。

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特に

富久錦

播磨社寺工務店

成安造形大学

の作例が多く紹介されていました。

090803_01.png

面白かったのが「富久錦」の話。

今までの「富久錦」のパッケージでもいいんですが商品全体を並べてみた時の

共通認識をより分かりやすいカタチで作成されたそうです。

商品によっては、あの「ふ」のロゴの入れ方や色、サイズを変化させるのですが、

全体で見た時に共通して「富久錦」の商品だということが分かる様に。

090803_02.png

また、併設されている「ふく蔵」というお店(ご飯)のロゴも、

パッと見て「富久錦」のものだということが分かる様に

兄弟のようになっています。


その「ふく蔵」で出されるはし袋のデザインについては80種類×各3色のバリエーションがあります。

これは、メインのお客さんがリピーターということで、

席に着いた時に毎回飽きない様に工夫されたとのことです。


ちなみに「ふ」のロゴは、新幹線の移動中に「岐阜羽島」の駅に着いた時に

パッと思いついたものだそうです。

そこに、

1.ふ

2.く(反転させて)

3.稲穂

4.モミジの色(名所だそうです)

5.酒樽を積み上げた様子(●の部分)

という意味を持たせて、提案されたそうです。


こんな思いつきを没にしない大切さをおっしゃってました。


ただ、この思いつきにもレベルがあって、

それは「1000本」ノックに比例する!

やっぱりやればやるだけレベルが上がる、実践の大切さを強くおっしゃってました。

まさにその通りだと思います。

自分も日々出来るだけ心がけていますが、怠けることもあります。


いわく『分かると出来るは違う』

大切なことです。


少しずれますが、ニュートンの話を例に出されていました。

ニュートンがリンゴが落ちるのを見て万有引力に気付いたのも、

それまでの物理に関する基礎の積み重ね、毎日の努力があってこそ。

思いつき、ひらめきも、『感性と概念両方が大切』です。


最後に。

何度か出ていました『分かると飽きるは紙一重』

これも度々言葉にされていました。


そうそう、ホントに最後に『人間性』これが最後には何より大切。

デザインが出来るのはもちろんですが、その上で、もっとも大切なのはここだと。

まさに、そうだと思います。

今までにお目にかかった名の通った方はみなさんそうです。



本講義もぜひ受けてみたいのですが、お値段が良くないですね。

それだけの価値があるものだとは思いますが、ちょっと高いです。


それだけの覚悟を持って受講してくれ、という「宣伝会議」のメッセージでしょう。

検討します!

宣伝会議セミナー 東京ディズニーリゾートのコミュニケーション戦略

2009.7.15「東京ディズニーリゾートのコミュニケーション戦略」セミナーに行ってきました。

あの完璧な世界観を作り出す東京ディズニーリゾートの、
コミュニケーション戦略のノウハウを期待していたのですが、その内容ではありませんでした。

まず、ざっとオリエンタルランド・東京ディズニーリゾートの概要説明。
ここでひとつビックリしたことが。
なんと、会社設立が1960年。
「東京ディズニーランド」オープンが1983年。
この間23年。
「東京ディズニーランド」は、計画開始からオープンまで約20年もかかっているんですね。
(その間は、あの広大な敷地の埋め立てなどをされていたそうです。)


その後、中長期の経営計画の説明から、
まずは、実際に行った「おとなの水曜日」の
広告展開の事例を含めて紹介されていました。(2007年〜2009年)
子ども中心の生活からひと段落し、子育ても落ち着き、やっと自分の時間が持てる様になった世代「45歳〜54歳」
(これを「ニューエイジング」と呼んでいました)をコアターゲットにした広告展開です。
(末子が中学生以上になると、来園が減少するそうです。)
------------------
ちなみに、
集客は『女性70% 男性30%』
客単価(入場料含む)『¥10,000弱で、30%商品 20%飲食』だそうです。
先日、行ってきたばかりですので、この情報は結構気になっていました。
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通常は、広告にタレントは使わないそうですが(←イメージをつけないために)、
この展開では「黒木瞳」をイメージキャラクターに、ターゲットをはっきりさせたそうです。
1回目『¥1,000の飲食チケット付き』
 2007年 @ディズニーシー 黒木瞳1人
2回目『入園料¥4,500/人(45歳以上の3人入園の場合)』
 2008年 @ディズニーシー 黒木瞳+友達2人(計3人)ここでキャラクター登場
3回目『入園料¥5,100/人(1人でもOK)水曜日』
 2009年 @ディズニーランド 黒木瞳+友達(ミニーのカチューシャではしゃぐ)
これらを、実際の広告、CMなどを交えて紹介。

正直、黒木瞳がミニーのカチューシャをつけてはしゃぐ姿は「おっおっおっどしたっ」
ぼくには、まったく響きませんでした。
が、ターゲットではないため、さほど問題なし!



変遷の理由には試行錯誤があり、当たり前ですがやっぱりちゃんと考えられていました。


次に、マインドシェアの向上として、
『Where Dreams Come True(夢が叶う場所)』
新しいキャッチフレーズ(世界的な)を紹介されていました。
これは、アメリカ、イギリス、フランス、香港でリサーチし選ばれたコピーだそうです。
これにともなった、新CMを紹介されて、セミナー終了。
新CMは全ての年代をターゲットにされていて、
『リゾートを体験した方の表情・気持ちの部分を重視』したものです。
埋め込み禁止のため、こちらで

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