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北川一成デザイン専門クラス プレセミナー

200983日(月)@宣伝会議

「北川一成デザイン専門クラス プレセミナー」に行ってきました。


GRAPHの印刷所の話や今までの仕事の話やなど

写真とともにいろいろと紹介されていました。

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090803_03.png

ちなみに、この「GRAPH」のロゴ、北川さんがいやいや家業の「北川印刷所?」に入られた際、

提案して作られたロゴだそうです。当時21歳。

ロゴが育って行った印象を受けました。

また、余談ですが、GRAPHでは現在も、営業から、デザイン→製版→納品→集金まで、

一人が案件の最初から最後までを担当されるそうです。

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特に

富久錦

播磨社寺工務店

成安造形大学

の作例が多く紹介されていました。

090803_01.png

面白かったのが「富久錦」の話。

今までの「富久錦」のパッケージでもいいんですが商品全体を並べてみた時の

共通認識をより分かりやすいカタチで作成されたそうです。

商品によっては、あの「ふ」のロゴの入れ方や色、サイズを変化させるのですが、

全体で見た時に共通して「富久錦」の商品だということが分かる様に。

090803_02.png

また、併設されている「ふく蔵」というお店(ご飯)のロゴも、

パッと見て「富久錦」のものだということが分かる様に

兄弟のようになっています。


その「ふく蔵」で出されるはし袋のデザインについては80種類×各3色のバリエーションがあります。

これは、メインのお客さんがリピーターということで、

席に着いた時に毎回飽きない様に工夫されたとのことです。


ちなみに「ふ」のロゴは、新幹線の移動中に「岐阜羽島」の駅に着いた時に

パッと思いついたものだそうです。

そこに、

1.ふ

2.く(反転させて)

3.稲穂

4.モミジの色(名所だそうです)

5.酒樽を積み上げた様子(●の部分)

という意味を持たせて、提案されたそうです。


こんな思いつきを没にしない大切さをおっしゃってました。


ただ、この思いつきにもレベルがあって、

それは「1000本」ノックに比例する!

やっぱりやればやるだけレベルが上がる、実践の大切さを強くおっしゃってました。

まさにその通りだと思います。

自分も日々出来るだけ心がけていますが、怠けることもあります。


いわく『分かると出来るは違う』

大切なことです。


少しずれますが、ニュートンの話を例に出されていました。

ニュートンがリンゴが落ちるのを見て万有引力に気付いたのも、

それまでの物理に関する基礎の積み重ね、毎日の努力があってこそ。

思いつき、ひらめきも、『感性と概念両方が大切』です。


最後に。

何度か出ていました『分かると飽きるは紙一重』

これも度々言葉にされていました。


そうそう、ホントに最後に『人間性』これが最後には何より大切。

デザインが出来るのはもちろんですが、その上で、もっとも大切なのはここだと。

まさに、そうだと思います。

今までにお目にかかった名の通った方はみなさんそうです。



本講義もぜひ受けてみたいのですが、お値段が良くないですね。

それだけの価値があるものだとは思いますが、ちょっと高いです。


それだけの覚悟を持って受講してくれ、という「宣伝会議」のメッセージでしょう。

検討します!

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