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月刊インタラ塾 第17回「福田敏也プレゼンツ 出張!777塾」

福田敏也サンによる、月刊インタラ塾@銀座Apple Storeに行ってきました。
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ボクにとっては濃い内容でした。
脳に記憶が定着するには、感情と結びついた時程、良く定着するそうなのですが、
まさに、感情を揺さぶる内容でした。

良いなと思う企画を見るたびに、スゴく単純でシンプルなのに
なぜ気が付かなかったんやろ、って思いますが
それこそ本質を抑えた企画!
商品やブランドのコアな価値をしっかりとおさえているからこそ、
違和感なく心に届くのでしょう。

自分の備忘録の為、以下印象に残ったところ。
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・商品やブランドのコアな価値から逃げないこと。
・ドセンターをしっかりと見つめる。

・広告は2つの「?」
 『何をいうの(伝えるの)?』と『どういうの(伝えるの)?』
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■SONY BRAVIA
 何を?:Color is Magic.
 どう?:銀座ソニービルの照明を、Webで自由にかえられる。

■日清カップヌードル(HUNGRY!)
 何を?:お腹がすいたらカップヌードル!
 どう?:原始人の腹ぺこ生活。

■サッポロビール(LOVE BEER
 何を?:風呂上がりには、サッポロビール!
 どう?:スーパーハイスピード卓球。
(汗のとびやしずくをハイスピードで見せることで、「渇き」を増幅して伝える。)

■adidas(広告CP)
 何を?:adidasは全てのスポーツ選手を応援しています。
 どう?:夢の視覚化
(オリンピックの風景を日常の練習風景にレイヤーで重ねる)

■国境のない医師団(広告)
 何を?:国境のない医師団は、国境を越えて活動している。
 どう?:傷ついた肉体(皮膚を縫っている箇所)を使って、国境を表現。
(オリンピックの風景を日常の練習風景にレイヤーで重ねる)

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・「何をいうのか」が太ければ企画は太くなる
・「何をいうのか」が太ければ、「どういうのか」は思いきりのいいジャンプが出来る。

ジャンプのコツは、人間の驚きやワクワクに素直に向き合うこと。
(ドラえもん→人間の欲望のアーカイブ)

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・ここで、ルパン スティール ジャパン の話
 目的:ルパンキャラクターGOODSの売上UP!

ここでは
 何を?:盗みは最高のエンターテインメント!
 どう?:町中のシンボルを盗む。
で表現。

・各ソーシャルメディアを有効に活用。(足あとを残す為に)
 mixi:ルパンアカウント取得
 twitter:テキストで
 You Tube:ムービーで
 Flicker:静止画で
 オフィシャルサイトには、全てをアーカイブとして保存。

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・何を伝えるのかをシンプルにつきつめる。
・商品のコアなバリューななにかを見極める。
・ドセンターのコアなバリューに全てがヒモづくと、ぶっとい企画になる。


最後に質疑応答

まさに同感でしたが、
特にWebの企画は、方法の話に終始しがち。
もちろん方法も大切だけど、
シンプルに、まずは土台の部分が一番大事。
(根っこの部分の周りの部分)

過去の広告コピーを読む。
(過去の知恵のアーカイブ)



もっとシンプルに、何を伝えたいのかをよ〜く考えることが大切です。
そこをしっかりとさせた上でどう伝えるかを考えることで
より、インパクトのあるものに成長する。
(すべてのがしっかりとヒモ付けされる。)

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